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メロンひとすじ40年。
果実と対話し
思いを込めつくった味。

野口農園について

おいしいアールスメロンを届けたい

野口農園は、熊本市北区でアールスメロンを生産する施設園芸農家。
現在は約1ha のビニールハウスの温室で
春と秋をメインに年間を通じ栽培しています。
我が家は先祖代々から続く専業農家。
明治、大正、昭和にかけて大根、麦、からいもなどの多品目栽培を経て、
昭和50年ごろからメロン、スイカの栽培をスタートさせました。

熊本の温暖な気候にくわえ、
肥沃な大地と地下水を利用したお水が、
甘くてジューシーなメロンをつくるのにとても大切な役割を果たしています。

その一方で台風が多発する九州では、
大きな台風に見舞われるとビニールハウスがつぶれたり、
雨続きの日照不足による生育不良、病害虫による被害など、
農業経営は自然環境に大きく左右されます。
 

メロン栽培一筋40年の両親とその長女(東京帰りのひよっこ)の私の3人が、
ひとつひとつのメロンと向き合い、会話をしながら、
美味しくできますようにと祈りを込めて大切につくっています。
真夏のビニールハウスの中は灼熱の太陽の日差しを浴びて、まるでサウナのよう。
私たちはおおきな水筒とラジオを片手に定植、剪定、摘果作業など
日々成長するメロンをワクワク見守りながら楽しく作業しています。

また、アールスメロンはマスクメロンといわれるように
網目状の模様が入った品種ですが、玉を大きくさせるためには、
1 本の苗からは1玉だけの収穫しかできません。

土づくり、苗づくり、ハウス内の温度管理など技術と経験を生かしながら
定植から収穫までの90日間、そのひと玉を大切に育てることに専念する。
そして食べていただく方の笑顔を思い浮かべながら作っています。

今、コロナ禍で行動が制限される時代だからこそ、
日本全国のみなさまに喜んでいただけるよう野口農園から直接ご自宅へお届けします。
ぜひ、熊本の太陽の日差しをたくさん浴びた温室アールスメロンを食べてみてください。

メロンについて

マスクメロンのマスクとは?

大正時代にイギリスから導入された「アールスフェポリット」という品種がマスクメロンの代表品種で、
その後改良を重ねて多くのアールス系メロンが作られました。
それらアールス系メロンを総称してアールスメロン(マスクメロン)と言われています。
「マスク」は「麝香(じゃこう・ムスク)」のこと、よい香りがすることから名付けられました。
アールスメロンは皮に細かくて深さのある網目模様が入り、味も豊かなのが特徴です。
 

よいアールスメロンの選び方・追熟について

きれいな丸みのある形をしていて、網目の模様が均一で深さのあるものが良品とされています。
持った時にずっしりと重みのあるものを選んでください。
アールスメロンは追熟が必要なので、届いてから常温でしばらく置いて追熟させます。
食べごろのめやすはT字状のアンテナと呼ばれるつるが少ししおれてきたり、
おしりに軽く触れて柔らかさを感じたら食べごろのサインです。
 
 

おいしい食べ方

食べる 1~2時間ほど前に冷蔵庫で冷やして食べるのがベスト
(追熟前に冷蔵庫にいれてしまうと追熟しません)。
半分にカットし、種を取り出して
さらに 1/4、1/8にカットして
スプーンですくって食べる。
生ハムをのせて食べたり、サイコロ状にカットして
塩をかるくふって食べると甘みもアップ。
おすすめはサイコロ状にカットしたメロンを凍らせ
牛乳、ヨーグルト、きな粉、バナナ、イチゴなどを入れて
ミキサーで攪拌したミックスジュース。

野口農園 のぐちかずみのプロフィール

熊本市出身
宮崎大学農学部出身

大学卒業後、東京で食品研究開発の仕事に従事。
15年勤務したのち就農するため熊本に帰郷したが
体調を崩し思うように働けない日々が続く。

自然やいきものと共生している時間が
心と体によい影響をあたえることを実感。
生きる喜びを感じることで
少しずつ回復していく。
現在は両親と3人でメロンを栽培しながら
2020年花き栽培にも挑戦中。
近い将来、販売予定。